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母子感染

虫歯の多い(多かった)母親の子は虫歯が多いのが普通でした。それは離乳時に母親から食事を与えられるときに、食べ物をスプーンなどで取ったあと、熱さなどを確かめるために母親の口に一度触れてから子供の口に運ばれたりして、母親の口の中にいる虫歯の原因菌に感染するためです。もともと生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には細菌はいません。それがいろいろな経路を経て口の中に細菌が感染します。虫歯の原因菌であるミュータンス菌は歯の表面にしかとどまれません。ですから歯が萌える前にミュータンス菌に感染したとしてもすぐに外に出ていってしまいます。ところが生後6ヶ月前後で歯が萌えてからこの菌に感染すると歯の表面に付着し他の細菌と共に簡単には取り除けないバイオフィルムといわれる細菌膜を形成し、一生 口の中に住みつづけます。
4歳6ヶ月
上の写真は4歳の子の初診時の口腔内です。虫歯が多いのがわかります。
次の写真はこの子の母親の口腔内です。(矯正専門医で矯正治療を受けました。)
22歳9ヶ月
次の写真はこの母親が8歳のときの初診時の口腔内です。
8歳10ヶ月

次に、下の写真は生後3ヶ月の赤ちゃんの口腔内です。

3ヶ月
母親の定期検診のときに撮らせていただきました。これがそのときの写真です。
下の写真はそのときの母親の口腔内です。
23歳1ヶ月
下の写真はこの母親が 5歳4ヶ月のときの口腔内です。
子供のときに虫歯で苦労したので自分の子にはそういう思いをさせたくないと言っていました。
5歳4ヶ月
歯が萌えてきたので見て欲しいと来院しました。
11ヶ月
その後定期的に来院されています。
1歳7ヶ月
なかむら小児歯科医院
〒351-0114
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